年齢を重ねるということ。

ダーリンへのsaoさんからの関西土産のひとつ。

 

「トラのしっぽ」と共に。ベン。（かなり迷惑そう）

 

 

 

 

 

 

彼も8歳。時のたつのは早いもの。

良男9歳、心8歳。

良男の老化現象が眼に見えてきたのは去年あたりから・・・かなあ。

もう大分それにもなれて・・・とはいっても、なんとなく復活してきたようなよしくんにちょっと安堵。

心は。来たとき7歳だったし、十分若い・・・気がする犬。

 

べんべん・・・

べんべんねえ。

ここ半年くらいでなんとなく右後肢が弱くなってきた。

主治医の見立てでは

「老齢による関節、または股関節の老化の可能性」

ですよねえ。

それでも、彼は散歩が好きだし、遊ぶのも好き、出かけるのも好き。

基本的にお出かけの際、ダーリンと一緒の時には3匹。私一人のときはベンか心。

よしくんは帰ってからの疲れがどっとでるし、じじばば子なのでお留守番が多い。

そんなべんべん、クレートへのジャンプや降りるとき、躊躇することが多くなった。

大変なら・・・と後部座席に乗せると「クレートなれ」している彼は眠れない。

ただ、横になっているだけ。

結局はクレート好き。

 

あんなに身軽だった彼がおぼつかない足取りを取る時があり、なんとなく「老い」というものを感じる。

ベンは今まで大病も大怪我もしたことがない。

小さいころ亀裂骨折をしたけど、それでも「きゃん」とも言わず、しばらく気づかなかった。

なんとなくべんべんは

いつまでもわがまま言って、生意気いって、飼い主操って、笑っている犬と錯覚する犬だった。

 

だけど、やっぱり

 

「老い」はくるんだなと常々感じる日々。

 

元気なんですよ。

ご飯もいっぱい食べるし、おやつは大好きだし、散歩もはつらつ。

 

だけどね、ちょっとしたひとつの動作に失敗したり。

 

私は「犬がしたい」ということは

「過剰なわがまま」以外は死ぬまで続けてあげたい主義。

「絶対安静」と言われても

「散歩に行きたいな」といえば、それで死んでも、行きます。

だって、出来るだけ未練も後悔もさせたくないから。

「もう少しいっしょにいたかったな」という思いだけ持って旅立たせてあげたい。

 

そっか。

べんべんもそういう気持ちの整理をしなければならない時期なんだね。

私の気持ちの整理は時間がかかるから、今から準備して、

 

準備して。

いきましょう。

 

 

あんよ、イタイイタイだね。

でも、まだ走りたいね。

まだ、一緒にいれるね。

 

生き物なんだもんね。

そういう時間は来るんだよね。

 

 

よしよし。

まだまだ楽しめるぞ。

まだまだ遊べるぞ。

まだまだお勉強できるぞ。

最後まで頑張るべんべんで。

最後まで頑張る飼い主で。

たくさんの人に、愛される犬で居れる様に。

 

よしよし。

まだまだこれからだぞ。